目次
真剣交際への進めるかどうかのポイント
独占したい(されたい)かどうか
真剣交際は、仮交際とは違い、『恋人同士として独占するステータス』となります。
- 1対1でお付き合いして深く知ってみたい
- 独占したい
- この人と恋人になりたい
という気持ちがあるなら真剣交際のタイミングです。
逆に
- まだ他の人とお見合いもしたい
- 複交際して、色んな人とデートしてみたい
- 他にも仮交際中の人がいて、迷う
という気持ちがあるならまだ真剣交際にすすむべきではありません。
お互いに誠実かどうか
お互いに誠実というのは、お付き合いしていて安心感があるということです。デートの帰り際に次のデートの約束をするなど、次から次へと会う連鎖が始まり、安心してお付き合いできるのです。
誠実で無いお付き合いは、他の人と会ったりするため、なかなかデートの調整がスムーズでなかったり、相手の行動が読めないことが多いです。
仮交際中に、不安があるのに真剣交際に進むのは難しいかもしれませんので、その不安を担当者に伝えて相手の気持ちをそれとなく聞き出してもらいましょう。
結婚相談所の担当者たちは、お相手に分からないようにうまく聞き出すのが得意です。不安な気持ちはただの勘違いの場合もありますから、下手に勘違いして自爆しないように気を付けることが大切です。
価値観が近ければ趣味は違ってもいい
趣味が違うということは、結婚生活においてあまり関係ありません。
お互いに趣味を持ち、自分の時間を大切にしながら別世界を見せることが出来るのです。
ただし価値観は似ている方が良いでしょう。
- お金の価値観
- 食事や生活の価値観
- 感動する価値観
- 嬉しい・悲しいと思える価値観
趣味が違っても、人間として近しい考えをもっているかどうかが重要です。
完璧でなくていい
お見合いになり仮交際まで来ているなら、ある程度条件はクリアしているはずです。5回以上デートしても真剣交際にならない場合は、相手を減点方式で観察しているから。
減点部分に気が付いたなら、言葉に出してみてはどうでしょうか?
例えば、
- 【清潔感が気になる場合】本人が気づいていないだけのことが多いです。改善するように手助けする。
- 【食べ方が気になる場合】『こうなってるよ』『こうしたほうがいいよ』と声をかける。
- 【私服がタイプでない場合】自分の好きな服装を伝えてみる。など
行動で変われる事なら、相手の為にも伝えることから始めましょう。伝えたことで破局になるなら、後悔は残らないはずです。
可もなく不可もない場合は?
お見合い後や、仮交際中に、『可もなく不可もないんです』とおっしゃる方がいます。
すぐにあきらめるのではなく、まずはどこか心が揺さぶられるようなところに一緒に出かけてみてください。
- きれいな夜景を見にドライブ
- 絶景を見に行ったり
- 標高の高い吊り橋
- 自然豊かな海や山
など、たくさんあります。動きをつけることで、『可から良』になったり、逆に『可から不可』になり、自ずと答えがでてきます。
それでも可もなく不可もない、心が動かない相手ならうまくいかないと思っています。実際に、心が全く動かないのに成婚したカップルは見ていません。(他社ではあるかもしれませんので、ご了承ください)
行動することもなく、夢のファンタジーを待ち続ける方がいますので、それならいつまでも変わりません。日々年齢を重ねますから、行動あるのみです。
真剣交際の決め手になる要因
一緒にいて疲れない、楽しい
結婚相談所で真剣交際に進むカップルから、まずは、これをよく聞きます。
結婚を前提なので、自分らしく自然体でいられることがポイントです。
- 『会話が無くても不自然ではない』
- 『一緒にいて気持ちがラクです』
- 『楽しくて、一緒過ごしている時間があっという間』
そんな理由が決め手になっているようです。
自分に足りないものを持っている
結婚生活では、ここはとても大切です。
ふたりとも几帳面だったり、ふたりとも寡黙だったり、ふたりとも騒がしかったり、、、。想像するだけで不自然ですよね。
月と太陽、プラスとマイナスのように、お互い相互に影響を与え合います。どちらが良い悪いではなく、相手の要素を補い、強めたり弱めたりバランスをとります。
だから自分に足りないものを持っている人は、長く一緒にいれるのかもしれません。
直感でこの人しかいないと感じた
このパターンの場合、お見合い直後からそう感じていた方が結構いらっしゃいます。ただ単にひとめぼれのケース、もしくは得体のしれない直感のケースです。
- 好きなタイプが定まっている
- 自分の気持ちに素直
- 気持ちを言葉に出せる
- 細かい条件を気にしない
- 直感で動く
そういった方は、この直感パターンが多い傾向です。
どちらか(もしくは両方)が結婚に意欲的
どちらか一人でも、結婚に意欲があり積極的な場合、真剣交際へ進むのがスムーズです。
一人がどんどん話を進めていくので、そのお相手もその気になっていくものです。真剣交際も、早い者勝ちなところがありますから、のんびりしていては仮交際中の他のライバルにもっていかれます。
私たちカウンセラーはそれをたくさん見てきています。
結婚後の生活が想像できた
仮交際中に、結婚後の生活が想像出来たなら、そこからすぐに真剣交際に進むでしょう。
- 子供を抱っこしている姿
- 一緒にスーパーに行く姿
- 一緒に料理を作っている姿
できるようでなかなか簡単に想像できません。まだ真剣交際は迷い中の方は、一緒に日用品の買い物に行ったり、料理をしたりすると想像ができるかもしれません。是非一度トライしてみてください。
ほかの人と違った
複数の仮交際していると、自分の気持ちを比較することになります。
仮交際の人数は2-3人くらいがベストですが、その中でも自分の気持ちに優劣がついていきます。
- 『他の人と違った。』
- 『自分と合うと思った』
- 『気持ちに特別感があった』
など、複交際の中だからこそ、決め手になる方も多くいらっしゃいます。
真剣交際に進まない要因
相手の条件に不安がある
相手の条件とは、
- 年収
- 年齢
- 職業
- 家族の健康状態
- 転勤の可能性。。。などさまざまです。
お見合い時は気にならなかったのに、仮交際を経て真剣交際の話になるころに現実を想像して躊躇することがあります。
結婚とは『覚悟』が必要です。ネガティブなことばかり考えていては何もできません。
- 年収が足りなければ二人で頑張ればいい
- 年齢が気になるなら健康に気を付けた食事を取ればいい
- 職業は誰しもどうなるか分からない
- 家族に病気の方がいてもいつか自分も病気する
- 男性の55.7%、女性の6.8%が「単身赴任」の経験あり
覚悟をもってポジティブ思考でいれば、あっさり真剣交際も成婚退会も決まります。
条件は良いけど、嫌な部分が目に付く
条件が良いだけでも、ラッキーな婚活だと思います。
嫌な部分が目に付いたら、それを改善できるように言葉は必要です。
どうしても無理で受け付けない自分がいるなら、交際を終了するか、そのまま仮交際で様子を見ましょう。
条件に囚われて、時間の無駄をしないように注意です。
結婚への気持ちが動かない
真剣交際に進むときに、まだ結婚への気持ちがなくても大丈夫です。
その気持ちを確かめるために、真剣交際期間があるのです。
1対1でのお付き合いがどうしてもまだ前向きになれないなら、あと数ヶ月仮交際のまま様子を見たいと担当者に伝えしましょう。
実際にあったエピソード
仮交際中の女性が2人いた男性会員様のエピソードです。
入会して3か月ほどで、2名の仮交際女性(AさんとBさん)がいました。
男性はBさんの方がタイプだったようですが、デートの当日に体調不良でキャンセルされました。
偶然そのタイミングでAさんが積極的で、担当者を通して真剣交際したいと申し出がありました。
男性は、その勢いに押されたのもあり、Bさんには交際終了を告げ、Aさんと真剣交際に。
その後約2か月で成婚退会され、今は幸せな様子です。
二番手のAさんが意欲的だったため、真剣交際の決め手となった、というエピソードでした。
よくある質問
真剣交際の決め手として、条件が良いからということだけでも良いのでしょうか?
条件が良ければ、一緒になってから幸せになるケースが多いです。でも、しっかり人柄は見る必要はあります。そのタイミングこそ、真剣交際の期間なのです。
真剣交際中ですが、成婚まで正直悩んでいます。どうしたら?
ご縁があって真剣交際まで来たのですから、お互いの親や友人に会ってもらったり、式場見学など行ってみれば気持ちが明確になることも。少し行動を変えてみましょう。きっと何か気持ちの変化がおこります。
真剣交際でも宿泊やセックスは禁止というルールがありますが、これら無しに結婚を決めることができません。どうすべきでしょうか?
大切なポイントです。ルール上、成婚退会までは禁止です。真剣交際でのデートを重ね、プロポーズもお互い視野に入ってきている場合のみ、お互いそのことをどう思っているのか言葉で確認するとよいでしょう。実際のところ、プロポーズあたりに同意の上で関係を持っているカップルはいるようです。(プライベートな事なのでわざわざ担当者に報告する方はほとんどいません。が、トラブルになった場合、結婚相談所でのルールを破った本人たちの自己責任となります。)
もちろん、ルールを守ることで女性からの信用を得ることは間違いありません。