結婚相談所の「仮交際」とは?

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結婚相談所の仮交際とは

仮交際の概念

結婚相談所でお見合い後に交際することを仮交際(プレ交際)といいます。

お見合い後、お互いがもう一度会いたい(もう一度会ってみようかな)という意思表示をしたら、仮交際成立となります。

片方が強く交際したいと思っても、お相手からNGをもらってしまうと、不成立です。

お見合いの時には強く惹かれ合わなくても、『一度食事をしてみようかな』と思えれば交際希望を出すことも多いです。

お見合い時間は1時間から1時間半が一般的で、なかなかその時間だけでは分からないことも多いですから、あまり深く考えなくても良いところです。

仮交際に進める必殺技

お見合いは成立するけど仮交際になかなか進めない、という方が時々いらっしゃいます。

結婚に前のめりになりすぎたり、自信のなさから受け身になってしまっていたり。ここは人それぞれ様々な理由があります。

どんな方でも、仮交際に進みやすい男女共通の必殺技をお教えします。

まずは、自分が相手に興味を持ち、相手の事を知りたいと質問形式で発信すること。人は、自分に興味を持ってもらったら悪い気はしません。

そして、お見合い終了時に、『是非またもう一度食事にでも行きたいです』と告げる。

これで、仮交際は成立しやすいですし、次の段階へ進める確率は上がります。

仮交際の人数や期間

仮交際の人数は、各相談所によって少し違うことがありますので、事前に確認してください。

John&Susanでは特に上限はありませんが、仮交際は一人しかダメな相談所もあります。

早く成婚したいなら、仮交際は2-3人までがベストだとお伝えしています。

例えば、休みが土日しか無いのに3人以上複交際していると、デートの日程調整が合わず、うまくいきにくいです。なかなか会えないでいると、お相手が『自分は本命じゃないんだな』と感じ、交際終了を告げられることも。

仮交際人数は、2人くらいが一番スムーズです。

仮交際期間は、3か月以内であれば問題ありません。3か月経つと、担当者から気持ちの確認があり、白黒ハッキリするので良いルールだと思っています。

仮交際中のデート代

お見合い時のお茶代は男性が出すのがルールですが、交際になってからのデート代は、特にルールはありません。

しかしながら、男性が負担するケースが多いように感じます。結婚を意識している女性は、デート代の費用の割り勘は、あまり良い印象を持ちません。(中には、おごってもらうのは負い目を感じると言って割り勘が良いという方もいます)

理由としては、女性として大切にしてもらっているという感覚があるかないかです。友達なら割り勘だけど、お見合いで異性を意識してくれているなら、女性扱いして欲しいのが女心かもしれません。

女性がお店を出たところで、財布を手に持ち『いくらですか?』と言っても、男性がお金を受け取らないのが理想的です。

当然その場合は、女性もお礼として何かお返しはした方がいいですね。

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仮交際中のデートの進め方

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仮交際の流れ①交際成立

お見合い後、まずは交際希望を相談所の担当者に報告します。お見合い後の結果をアプリで報告したり、担当者に連絡を入れたり、方法は相談所によって多少違います。

交際希望の場合は、すぐに連絡を入れましょう。そうすることで、お相手に熱意が伝わります。

お見合いが連続していたり、迷った場合は、一晩寝てから翌日のお昼までには返答します。

相談所も定休日があったり、各担当を通したりします(あなた→担当者→相手の担当者→お相手)ので、多少時差がありますから、なるべく早い段階で報告したほうが良い結果となります。

お互いが交際希望を出した時に、仮交際成立となります。

仮交際の流れ②ファーストコール

仮交際が成立すれば、担当者からお相手の下の名前と同時に電話番号の通知がきます。

通知があったその日の21時頃か、翌日の21時頃に、男性から女性に電話することをファーストコールといいます。

ファーストコールでは、お見合いのお礼、簡単な会話、次に会う約束をします。次に会うのは、1週間以内がマナーです。LINEなど交換もできたら良いですね。

LINEの交換が出来たら、1日2往復くらいのやりとりくらいできればベターです。

仮交際の流れ③初回デート

約束の初回デートです。一度目の印象とがらりと変わらないように意識しましょう。

初回デートでは、ディナーでもかまいませんが、ランチやお茶などサラリと短時間をお勧めします。なぜなら、お互いまだよく知らないうちにあまり長い時間を共有してしまうと、幻滅されてしまうことがあるからです。また、初回デートでお断りの可能性は高めですから、男性にとって費用の負担が大きいというのも理由のひとつです。

次回のデートも、1週間以内に約束を。

仮交際の流れ④2回目デート

初回デートで話が弾み、次の約束をしたなら、ディナーでも良いでしょう。2回目の約束がスムーズということは、お互い好印象を持っているからです。

ディナーではお酒なども入りリラックスするので、お互いをよく知れます。異性として好意を持つタイミングです。

食事マナーは実はよく見られています。一般的なテーブルマナーは割愛しますが、食事後にお断りがあった実例は下記の通りですのでお気を付けくださいね。

  • お箸の持ち方がおかしい
  • 下品な食べ方(音をならして食べる、舌を出して食材を受ける)をしていた
  • 声が大きすぎて恥ずかしかった

仮交際の流れ⑤3回目のデート

3回目のデートは、日中から少し長めのデートコースが一般的です。

おでかけやドライブなどでまた違う一面を見たり、一緒にいて疲れないかどうかなど確認できます。

2人で行きたいところを決めたら、きちんとプランニングして当日を迎えましょう。

この3回のデートで気持ちが固まれば、次の段階(真剣交際)です。

仮交際の流れ⑥真剣交際の告白

3回デートをしたら、真剣交際に進むか、交際終了するか、答えがでるはずです。

真剣交際に進みたいと思ったら、1人で動かず、まずは担当者に確認をしましょう。

相手に他に仮交際中の方がいるかもしれませんし、お見合いの予定などもあれば、全て消化しておかなければなりません。

ステータス(仮交際から真剣交際へ)が変わるタイミングは、慎重さが大切ですので、必ず担当者に確認です。

うまく連携を取りながら進めることがうまくいくコツです。

※まだ仮交際のままでいたい場合は、担当者に伝えてうまく引き伸ばしてもらいましょう。

【関連ブログ】

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仮交際中の禁止行為5つ

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仮交際が成立したのに、一度もデートしないのは絶対NG

これをすると、違約金が発生する原因となります。(相談所が加盟する連盟によるので契約内容を要確認)

仮交際となったのに一回も会わず『他にいい人ができた』『やっぱり気が乗らない』など、一方的な終了は違約金問題となります。

これは、容易な交際キープを防ぎ、トラブルを未然に防ぐためです。

仮交際となったのなら、責任をもって一度は会って(喫茶店だけでもOK)、その後に『交際終了』は何ら問題ありません。

直接「交際終了」を伝えてはいけない

仮交際で『交際終了』したい場合は、担当者を通します。

デート回数もあまり重ねておらず、わざわざ理由を伝えて傷つけあうことを防ぎます。事務的に終了させれば、あとを引きません。

1-2回のデートで交際終了は、よくあることなので気にしないで頑張っていきましょう。

セックスは禁止。手つなぎはセーフ

もちろん、関係を持つことはルール違反です。(真剣交際中でもです)

特に女性がリスクを負いますので、何かあってから交際終了となっては、心も体も傷つきます。

お見合いですから、お相手に対する誠実な行動が相手からの判断材料にもなることが多いです。

仮交際中なら、手をつなぐくらいまでにしておきましょう。

キスはセーフ?

担当者によっては、セーフという方もいるでしょう。

ですが、『仮交際』はまだ友達の延長線上ですから、真剣交際に入ってからで十分ではないでしょうか。

焦りは禁物です。

下記記載の『実際に会ったエピソード』のように、後悔することになるかもしれませんから。

泊まりや旅行は「成婚退会」の対象に

前述しましたが、仮交際中にお泊りや旅行などはNG行為です。

相手方がもしそのような事を言ってきたなら、誠実さを疑うべきです。

好きな人ならなおさら、相手を大切に扱うものですから。

同意の上でそうなったとしても、その情報が担当者の耳に入ると成婚退会となります。

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実際にあったエピソード

カウンセラー仲間の話です。

10歳年下の美しい女性と仮交際になった男性が、あまりに嬉しすぎて、2回目のデートの帰りに欲求を抑えられずキスをせまったそうです。

女性は優しい性格でその場は断り切れず。。

相手への気持ちが追い付いていないその女性は、異性として受け付けることもできなくなり交際終了。

女性からすると10歳も年上なのですから、もっと大人の対応をしてほしかったはずです。きちんとわきまえてデートすれば、もしかして成婚していたかもしれないのに。。せっかくの美人さんとの仮交際が、、もったいないという事例でした。

男性は本能的に暴走してしまうことがあるかもしれませんが、真剣交際にもなっていないことをわきまえましょう☝

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よくある質問

  1. <strong>相手の仮交際の人数を知りたいが、聞いてもいいの?</strong>

    相手の交際人数を聞くのはルール・マナー違反です。3-4回デートして良い雰囲気なら、真剣交際の打診をしますので、担当者に真剣交際希望を伝えましょう。担当者から、まだその時期ではないと返答が来たなら、他に仮交際中の方がいる可能性は高いですので、タイミングを見計らいます。

  2. <strong>お見合いしても仮交際がなかなか成立しない。なぜ?</strong>

    お見合いでお断りされるということに理由は様々です。写真と違いすぎる、プロフィールが盛りすぎ、など、まずはプロフィールを見直すこと。あとは、耳が痛いこともありますが、担当者に自分の何が足りないのかを、素直に聞くことです。

  3. <strong>仮交際にはなるけど、1-2回のデートで交際終了されてしまいます。仮交際がうまくいく秘訣はありますか?</strong>

    これも人により理由は様々ですが、受け身だったり、うまくやろうとばかり意識していませんか?お互いが『楽しい』デートを意識して、相手に楽しんでもらうという気持ちだけで、デートは続くはずです。そうなれば次の真剣交際へ簡単に進みます。

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この記事を書いた人

 

ぼち子

 

大阪市平野区にある結婚相談所John&Susan(ジョンアンドスーザン)の代表兼カウンセラーあり、当ブログの「ぼちぼち婚活ブログ」の管理者です。所属は日本結婚相談所連盟(IBJ